みなさん、野菜の”旬”を意識して、食べていますか?

 

 

今回は、いまがまさに”旬”の絹さやについてご紹介します。 ※旬は3月〜6月

煮物や炒め物の彩りによく使われる、絹さや。

絹さや

煮物

 

 

スーパーでは年中買うことができる絹さやですが、旬の時期は春〜初夏。

某有名レシピサイトでも、5月に検索ワードで急上昇するんだとか。

 

えんどうまめの中でもサヤごと食べることができる絹さやは、

柔らかい若サヤの中に小さな豆がお行儀よく並んでいて

見た目もなんとも可愛らしいですよね。

色も鮮やかで綺麗なグリーンなので、

料理に彩りを添えるための“脇役”になりがちですが

絹さやだって立派な緑黄色野菜!!

飾りだけでなく、絹さやはメインでも食べたい栄養満点の野菜なのです!

 

実は、女性にうれしいビューティー野菜!

絹さやはビタミンC・カロテン・カリウム・食物繊維がたっぷりで、さらに気になる糖質も少ないヘルシー野菜。

その栄養効果は、女性に嬉しいものばかりなんです!

 

<ビタミンC>

あまり知られていませんが、絹さやはビタミンC含有量が野菜や果物の中でもかなりのトップクラス。

ビタミンCは細胞の結合を強化するコラーゲンの生成に必要不可欠な栄養であり、シミそばかすの予防にも欠かせません。

 

<カロテン>

カロテンには皮膚の新陳代謝を高める美肌効果があり、ニキビ肌や乾燥肌などのトラブルにも効果的。

さらに若さを保つための抗酸化作用や、免疫力を高めて風邪予防にも。

 

<カリウム>

ナトリウムの排出を促す効果のあるカリウムは、血管中の水分バランスを整える効果があるため、むくみの予防と解消に効果的。

 

<食物繊維>

サヤごと食べる絹さやは食物繊維が豊富!お通じにもとてもよいので、便秘解消で美肌へも近づきます。

 

 

こんなに嬉しい効果がたくさんの絹さや!

安く出回る旬の今の時期だからこそ積極的に食べたい野菜なのです!

少しだけ使って残ってしまいがちな絹さやを

メインに食べられる簡単なレシピ、ご紹介します!!

 

《紹介レシピ》——————————————————–

・絹さやとエリンギのバター醤油炒め

・絹さやと新玉ねぎのサーモンマリネ

・絹さやとじゃがいものホットサラダ

・絹さやともやしのナムル

・余ったナムルをアレンジ!フライパンでおこげビビンバ

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絹さやとエリンギのバター醤油炒め

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【分量】

絹さや・・・100グラム前後

エリンギ・・・2〜3本

バター・・・適量

醤油・・・適量

鷹の爪・・・お好みで

 

1.絹さやはスジを取り沸騰した湯に塩を入れ1分程度茹でておく、鷹の爪は種を取り出し細かく刻む

2.フライパンにバターを溶かし、エリンギ・鷹の爪を入れて炒める

3.エリンギに火が通ったら絹さやを入れてさっと混ぜ、仕上げに強火にして鍋肌から醤油を入れ、全体になじませたら火を止めて完成!

 

✳︎定番の味付けですが、おつまみにもご飯のおかずにもなります。バターじょうゆは想像するとよだれがでてきますね〜。わたしは醤油の少し焦げた匂いをかぐと、日本人でよかった〜といつも思います。

 

絹さやと新玉ねぎのサーモンマリネ

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【分量】

絹さや・・・50グラム前後

新たまねぎ・・・1個

スモークサーモン・・・適量

A塩・・・小さじ2分の1

Aオリーブオイル・・・大さじ1

A白ワインビネガーなければ酢・・・大さじ1

Aはちみつ・・小さじ2分の1

A黒コショウ少々

 

1.絹さやはスジを取り沸騰した湯に塩を入れ1分程度茹でておく、Aを混ぜておく

2.新玉ねぎを半分に切り薄くスライスして絹さや・サーモンと一緒にボウルに入れ、Aを入れてあえる

3.冷蔵庫で冷やして味がなじんだら出来上がり!

 

✳︎スモークサーモンは、安かったので使いましたが、タコでもエビでもハムでもカニかまでも美味しいですよ。もちろん野菜だけでも!普通の玉ねぎを使うときはスライスしたら水にさらしてくださいね。

 

絹さやとジャガイモのホットサラダ

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【分量】

絹さや・・・50グラム前後

じゃがいも・・・中3個

Aオリーブオイル・・・大さじ1

A塩・・・小さじ2分の1

Aポン酢(市販品)・・・小さじ2

Aはちみつ・・・小さじ2分の1

A黒コショウ少々

 

1.絹さやはスジを取り沸騰した湯に塩を入れ1分程度茹でておく

2.大きめのボウルにAを全て入れ混ぜ、ドレッシングを作っておく

3.じゃがいもを一口大に切り鍋で水から茹で、中まで火が通ったらザルにあけ、しっかりと水気を切る

4.じゃがいもが熱いうちにドレッシングを作っておいたボウルに斜め半分に切った絹さやと一緒に入れ、あえる

 

✳︎じゃがいものホクホクと絹さやのシャキシャキ食感の違いが美味しいです。熱々レシピですが、冷やしてもまた違う美味しさが楽しめます!じゃがいもは少々茹で過ぎくらいの方が味が馴染んで美味しいですよ〜。熱々のじゃがいもがドレッシングに馴染むまで混ぜて絡めてください。出来上がってからさらに黒コショウを多めにふると、ビールによく合いますよ。

 

絹さやともやしのナムル

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【分量】

絹さや・・・50〜100グラム(使いたいだけどうぞ)

もやし・・・1袋

塩コショウ・・・適量

ごま油・・・適量

白ごま・・・適量

 

1.大きめの鍋に湯を沸かし沸騰した湯に塩を入れスジを取った絹さやを1分茹で、残り30秒になったらもやしも投入し一緒に茹でる。(絹さや1分、もやし30秒)

2.茹で上がったらしっかりと水気をきり、塩コショウしてまぜなじませる

3.最後にごま油・白ゴマを入れて混ぜ、冷蔵庫で冷やし味をなじませる

 

※ナムルはもやし一袋分たっぷり作って当日は献立の副菜、翌日は丼や麺などの具としてアレンジして食べてます。簡単なアレンジレシピもひとつご紹介!

 

フライパンでおこげビビンバ

直径20センチ程の小さいフライパンで2人分

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【分量】

白いご飯・・・1合

豚ひき肉・・・130グラム前後

白菜キムチ・・・適量

みじん切りにんにく・・・ひとかけ分

卵黄・・・1個〜2個分(お好み)

A味噌・・・大さじ1

A醤油・・・小さじ2〜3

Aみりん・・・小さじ2

A砂糖・・・小さじ1〜2

A豆板醤・・・ほんの少し〜お好みで

 

1.ピリ辛肉そぼろをつくる。Aは全てあわせておく

2.フライパンにひき肉を入れ炒め、にんにくも一緒に炒め、軽く塩コショウをふる

3.ひき肉の色が変わったら余分な脂をキッチンペーパーで取っておく

4.Aを入れ汁気がなくなるまで味を絡ませ、取り出しておく

5.肉そぼろの調味料がついたままのフライパンに炊いたご飯をしき、肉そぼろ・白菜キムチ・絹さやともやしのナムル・卵黄を乗せる

6.再び火にかけ強火でパチパチ音を鳴らしながら底におこげができるまでじっと待つ

7.熱いうちに全体をよくまぜて、取り分けて食べる

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✳︎ナムルさえ作っておけば、包丁を使うのはにんにくのみじん切りのみ!という、スーパー簡単レシピ。挽き肉も買ってきたままのパックから手や箸を汚さずに直接フライパンにダイブできますし。洗い物も少ないので、わたしは今日は疲れて料理なんて無理〜という日に作ります。そのわりに家族に好評なのでオススメ(笑)。フライパンに残った調味料の焦げやすさを利用して、ごはんにしっかりおこげをつけると本当に美味しいですよ。

 

 

 

いかがでしたでしょうか。

絹さや以外にも、”旬”のものには栄養がとても多く含まれており、美容と健康に良いとされています。

ビタミンの含有量は、旬の時期とそうでない時期では大きく変わることも。

つまり、旬のものを旬の時期に食べなければ、損!!!!!ということ。

 

”食べるだけ”というとても簡単な美容法ですので、

良いことづくしの旬の絹さや、是非この時期に食べてみてください。