こんにちは!「クックビズ総研」編集部の佐藤です。

お客様と接する上で欠かせない敬語。
間違った敬語を使って指摘を受けたことのある方も多いのではないでしょうか?

今回、お客様と接するシーンで間違いがちな敬語をまとめました。
知らず知らずのうちに間違った敬語を使っていないか今すぐチェックしましょう。

注文を取るウェイトレス

よろしかったでしょうか?

正しくは「よろしかったでしょうか?」ではなく「よろしいでしょうか?」です。

過去形ではなく、現在進行形にしましょう。
もう少し柔らかく伝えるには「恐れ入りますが、○○でよろしいでしょうか?」などクッションとなる言葉を入れることでより丁寧な対応になります。

~になります

「こちら、ハンバーグになります」、「当店は全席禁煙となります」… よく聞かれる言葉ですが、こちらも間違い。

もともと「なります」は何らかの変化を伴う場合に使われる言葉です。

「なります」を使用するのは、例えば「来週から店長になります」「今年で30歳になります」など変化をあらわす場合。
事実のみを述べる場合は「こちら、○○でございます」が正しい使い方です。

~円からお預かりします

レジでよく聞くこの言葉。なぜおかしいのでしょうか。

「1000円からお預かりします」。この言葉だとお金を「お客様」から預かるのではなく、「1000円」から預かるという意味になってしまいます。
これからは「1000円お預かりします」、「1000円頂戴します」と言いましょう。

了解しました

こちらも広く使われている言葉ですね。

本来「了解」とは「意味・内容を理解した上で了承する」という意味。
少し上から目線の言葉で、お客様に使う言葉としては不適切です。

「承知しました」または「うけたまわりました」「かしこまりました」を使うようにしましょう。

~の方(ほう)

「お水の方、いくつお持ちしましょうか」「お箸の方、お持ちします」などこのような場合に「方」は不要です。

「方」が必要となるのは複数の選択肢がある場合や、進路を示す場合。
例えば「お店は北の方にあります」、「こちらの方がソースです」など、ほかに選択肢がある時に使いましょう。

いかがでしたか?
誤った言葉遣いは企業・お店の評判を落とすことにもつながります。
今後は正しい敬語を使うように心がけましょう!

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